アジアンタイヤのスタッドレスを履いてみた!3シーズン問題無し!
「なぜ国産タイヤではなくアジアンタイヤ?」
結論をぶっちゃけるが、「値段が安いから!」以外の何物でもない。
しかし安かろう悪かろうでは何の意味もない。
最近のアジアンタイヤの品質が上がっているのは、紛れもない事実。
品質に問題が無くて、価格が安いのであれば歓迎すべきではないだろうか!
今回は、実際に隼人さんが使っているATRスポーツのスタッドレスタイヤのインプレッションを交えながら、アジアンタイヤの見解をお届けする。
アジアンタイヤって・・・。聞いたことあるけど・・・。
日本を除いたアジア各国で製造されたタイヤの総称。
中国・韓国・台湾・インドネシアの4か国が大部分をしめる。
日本国内においては、自動車関連部品は国産信仰も高く、無論性能も世界一なわけだから、国内大手メーカーのタイヤの装着率は異常に高い。
しかし海外に至っては、すでにアジアンタイヤの認知度や評価はとっても高いのだ。
アジアンタイヤ装着の不安
日本国内産の品質や信頼性に慣れているがゆえに、余りにも安いアジアンタイヤに不安を感じてしまう方が大多数と思われる。
逆を言えば、諸事情により国産タイヤが高すぎるのだけれど・・・。
確かに昔は品質もよくなかった。
実際隼人さんも20年ほど前、オデッセイにハンコックのタイヤをオートウエーブで交換したことがあった。
1週間ほどで1本のタイヤのサイドにコブが出来てしまい落胆した思い出がある。
タイヤは自動車部品として、唯一地面と接していて自動車の全重量を支えている。
商品の欠陥で何かありました・・・。では済まされないからね。
しかし現在に至っては、各国の技術・生産力も上がり、使用に全く問題のないレベルであると考えられる。
どのメーカーのタイヤを選べばいいの?
一括りにアジアンタイヤと言っているが、中国などにはかなりの数のメーカーが存在し、「安ければ何でもよい!」と言う訳ではない。
技術力が確かで、信頼のおけるメーカーを選びたい。
個人的には中国産や韓国産は好きになれないので、台湾のナンカンやインドネシアのATRラジアルをおススメしたい。
ここまでは一般的なアジアンタイヤのお話だったけど、ここからは隼人さんが3シーズン使ってみたATRのスタッドレスのインプレッションをお届けする。
ATRラジアル WINTER101を2シーズン使ってみた感想
インドネシアのATRラジアルってどんな会社?
以前は会社名がATRスポーツだったが、現在はATRラジアルに変更されたようだ。
モータースポーツにチカラを入れていて、その手のタイヤに強く知名度も高い。
走り屋系、ドリフト系の人達で知らない人はいないだろう。
日本では、アジアンタイヤ輸入販売大手のAUTOWAYが特に販売に力を入れているので、選択肢に入る事も多いと思う。
価格もアジアンタイヤの中では高めである。
ATRラジアル WINTER101ってどんなタイヤ?
恐らく全く雪が降る事はないと思われるインドネシアのメーカーが作るスタッドレスタイヤって、ちょっとしたジョークの様だ。(笑)
100%輸出用だろうね。そこがまた良いじゃない!
さてこのタイヤを装着している車はトヨタC-HRである。
純正のサイズは225/50R18だが、ホイールを1サイズダウンして215/60R17としている。
最近流行りのSUVはタイヤのサイズが大きい!必然的にタイヤの値段も高いのが悩みの種なのだ。
出典:AUTOWAY>ATR https://www.autoway.jp/brand/atr/lineup
外径としてはシリーズ中一番大きな215/60R17であるが、現在AUTOWAYで送料無料・税込みで8,960円である。
同サイズで、スタッドレス最高峰のブリザックVRX-2で25,000円前後である。
価格だけの単純比較であれば、60%以上安い!
ATRラジアル WINTER101のインプレッション
どちらかと言うと、通常の路面と雪道の路面の走りやすさの中間を取ったような感じである。
雪上や氷上のグリップ性能はそんなに高くない。
たまに滑るが車の各機能が補正してくれるレベル。
スキー場に向かう行程で豪雪の中、峠越えをした事もあるが、全く問題なかった。
もちろんネットチェーンも積んでいるが、出番があった事は無い。
雪上の性能を落としている代わりに、ドライな通常路面での乗り心地はすごくいい。
スタッドレス特有のロードノイズも小さい方だと思う。
段差の突き上げはかなり固く感じるが、ノーマルのポテンザより遥かに軽快に走る。
ポテンザはグリップが強すぎて粘っこく感じるが、この101はC-HRの足回りに負ける。
変な言い回しだが、タイヤより車の足回りが勝っていると、ほんとにコーナーが気持ちいい!
燃費もポテンザと同等。ウエットでも走行に不安を感じた事は無いが、ロックしやすい傾向はある。
隼人さんは千葉県住みなので、スキー場に行く以外は地元でスタッドレスが必要な事はほとんどない。
だからこそ高い国産スタッドレスはもったい無いのである。
これが、アジアンスタッドレスを選んだ最大の理由かな!
さて上の画像は2シーズン、おおむね1万キロ走った時の状態。
ゴムも柔らかく変な減り方もしていない。
元々、国産のスタッドレスより溝は浅い作りである。
これが好みの分かれるところだろう。
アジアンタイヤの購入から装着までの手引き
大手カー用品店でも取り扱いメーカーがあるので、そちらをご所望ならばすべてお任せで問題なし。
しかしアジアンタイヤを買う以上は出来るだけ安く済ませたいよね。
やはり一番安いのはネットショッピングだ。
以後はAUTOWAYで購入というストーリーで展開する。
最初の注意点は送料だ。送料無料の商品を選ぶのが無難だ。
次に送り先である。
アルミホイールとセットであれば、自宅に送ってもらえば自分で取り付けられる。
(セット品はあまりお勧め出来ません!)
面倒な方、自信のない方は、AUTOWAYで紹介してくれる最寄りのタイヤショップに送ってもらう。
タイヤ購入のみの方も同様だ。
まずはタイヤ交換等の作業をしてくれるタイヤ屋さんの確保が大前提だ。
一般的に持ち込み作業は受けてくれない所が多いからね。
料金はおおむね1本あたり2,000円前後だ。その他バルブ代だのタイヤ処分代などが掛かる。
いかがでしたでしょうか。
若干手間は掛かりますが、かなりお安く済むことは間違いありません。
品質的にも全く問題ありませんから、アジアンタイヤおススメですよ!
最後までご覧頂きありがとうございます。。
お疲れさまでした!
【追記】
この記事をアップした翌日にAUTOWAYの社長らが逮捕されてしまいました。
販売していたアルミホイールの品質が基準以下で、安全マーク偽造とのことです。
ちょうど、安いセットのアルミホイールの品質は良くないですよ!と言う記事を書こうと思っていたところなので、下記のページにアップしました。
それでは皆さん、ご安全に!
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