クリップスタジオペイントプロを2台のPCにインストールする手順を公開

 

クリップスタジオ ペイント プロ パッケージ版と公式ガイドブック

液晶タブレットCintiq13HDと無料ソフトのファイアアルパカでしばらくイラストを描いていたが、ちょっと物足りなくなってきた。

やっぱり業界標準?のクリップスタジオペイントを使ってみたいじゃない!

と、言う事で早速クリップスタジオ ペイント プロ パッケージ版を購入。

この記事では、実際に使えるようになるまでのセットアップの行程を詳しく解説して行きます。

それから知ってた?

1つのライセンス(シリアルナンバー)で2台のパソコンにインストール出来るって事!

こいつも試してみたので、参考にしてほしい。

クリップスタジオ ペイント プロのパッケージ版を購入した理由

まずはPRO版かEX版か?

クリップスタジオペイント(CLIP STUDIO PAINT)の購入を考えた場合、一般的な選択肢はPRO版かEX版の2択だろう。

その他にバリュー版(500円×11回払い)があるが、今回は除外しますよ。

PRO版が5,000円でEX版が23,000円(ダウンロード版での比較)

当然の事ながら、EX版の方が高機能である。

しかしネット上を見渡してもアマチュアユースであれば、PRO版でも機能への不満は皆無である。

また、のちのちEX版に変更したい場合は差額分を支払えばアップグレードが可能という事なので、PRO版に決定!

次にダウンロード版とパッケージ版からの選択

どちらを選択しても、結果(作画ツール)は一緒である。

違いは、価格と準備過程と物理的に残るモノであるね。

隼人さんは公式ガイドブックも欲しかったので、パッケージ版の公式ガイドブックモデルを購入した。

パッケージ版の公式ガイドブックモデル

ヤマダウェブコムで送料・税込8,800円で購入。

ダウンロード版と比べて高いと思われるかもしれないが、約20パーセントのポイント還元がある。

また、支払いも過去の買い物で稼いだpaypayのポイントで決済しているので、現金の持ち出しが無いのは大きい!

 

さてダウンロード版であれば、クレジット決済もしくはコンビニ払いですぐにダウンロードを開始できるが、パッケージ版は商品の到着を待たねば何も始まらない・・・。

注文時は取り寄せ品で発送まで1~2週間とあったが、注文日に発送、翌日朝には佐川急便で到着と予想を裏切る早業だったのはうれしい誤算だった!

クリップスタジオペイントプロ パッケージ版の中身は?

クリップスタジオ ペイント プロ パッケージ版 内容物

早速届いたパッケージ版の中身を確認してみよう!

気になるパッケージ版の内容物であるが・・・。

アプリケーションディスクスタートアップガイドインストールガイドの3種類だった。

(1)アプリケーションディスク

ケースにWindows用とmacOS用の2枚が収納されている。

読み込ませる際、間違えない様に!(笑)

さてこのクリスタで最も重要なものは、シリアルナンバーである。

パッケージ版はシリアルナンバーがこのディスクケースに貼り付けてある。

これは将来的にも紛失の可能性が低く、解かりやすくていいね!

隼人さんがパッケージ版を選んだ理由のひとつだ。

(2)インストールガイド

インストールガイドとは名ばかりでA4より小さい紙一枚だけ・・・。

内容はゼロに等しい!

今回の購入でもっともガッカリした点だ。

ディスクでインストールする際の手順の説明などを期待していたが、全く無しだ。

もっとも、実際のインストールは簡単で、ガイドを必要とするものでは無かったけれど!

(3)スタートアップガイド

結構質感の高い、黒い冊子。250ページに及ぶ堂々の内容だ。

冒頭からクリスタの使い方に終始している。

公式ガイドブックと丸被りなのかな・・・。

だから公式ガイドブックはわざわざ買う必要がないというのが結論。

 

クリップスタジオ ペイント プロのセットアップの手順

それではいよいよクリスタプロを使えるようにしていきますよ。

ダウンロード版にしてもパッケージ版にしても重要な事は以下の3つです。

それからインターネットに繋がっている環境も必要ですからね!

(1)クリスタのアプリケーションをPCにインストールする。

(2)CLIP STUDIOアカウント登録をする。

(3)シリアルナンバーを入力してライセンス登録をする。

(1)クリスタのアプリケーションをPCにインストールする。

この過程がダウンロード版とパッケージ版の唯一の違いだね。

本編では当然パッケージ版の説明となります。

やはりディスクを読ませるだけで完結するので、パッケージ版の方が楽なようだ。

PCにディスクを読み込ませる

PCにディスクをインストール

画像のファイルが1つインストールされるだけで終了。

結構時間がかかるので、慌てず待つべし!(笑)(3分以上くらい)

画面の案内に従っていけば、難しい事なく完了する。

成功すれば、デスクトップにショートカットアイコンが出来ているよ!

ディスクの役目はこれだけで終了。

(2)CLIP STUDIOアカウント登録をする。

デスクトップのアイコンをクリック

デスクトップのアイコンをクリックすると以下の様な画面が立ち上がります。

追加素材の画面

「セルシスが提供する追加素材をダウンロードできます。」というウインドウが開いている。

「なぜ今?」感はあるが、すぐ終わってしまうので、済ませてしまおう。

以後の手続きに邪魔になる事はない独立した作業だ。

ログインをクリック

上記画面の上部のバーにあるログインをクリックしよう!

この手のモノはログインしないと何も出来ないからね。

ログイン画面

上の画像のCLIP STUDIO ACCOUNTのログイン画面が立ち上がる。

今後連絡をとるメールアカウントとパスワードを定めて「アカウント登録」をクリック。

当然まだアカウントの設定をしていないからね!

するとマイクロソフトエッジが開いて以下の画面が表示される。

クリップスタジオアカウント登録手続き画面

画像の様にStep1~Step3を順番にこなしていくだけ。

Step1 メールアドレスを入力

Step2 メールを受信

Step3 プロフィール登録

上の画像でメールアドレスを入力し、「次へ」をクリックするとメールが送られてきている。

メール手続き案内画面

 

上の内容のメールがすぐに届いています。

オレンジ色のURLをクリックすると、再びエッジが開いてプロフィール登録画面が出てきます。

ハンドルネームや生年月日などの情報を入力すれば完了します。

以下の画面が出てくればアカウント登録成功です。

アカウント登録完了画面

それではログインしてみましょうか!

下の画面が立ち上がります。

クリップスタジオペイントプロ ホーム画面

 

(3)シリアルナンバーを入力してライセンス登録をする。

いよいよ最後の作業です。

上の画面、左サイドバーの一番上、「PAINT」をクリックします。

シリアルナンバーを入力してライセンス登録する画面

 

初回のみ上のウインドウが開いてライセンス照合を行って登録します。

指示に従い進めて行けば簡単に終了しますよ。

 

クリップスタジオペイントプロ ライセンス照合完了画面

ハイ、正常にライセンス登録が完了しましたね。

これですべての手続きが完了しました。

 

それでは再び「PAINT」をクリックしてみましょうか!

下の画面が立ち上がって、作画することが可能になりますよ!

クリップスタジオペイントプロ 作画画面

定評あるクリップスタジオペイントプロで、イラストやマンガ製作を楽しんでください。

使用感は後日レポートしたいと思っています。

 

2台目のパソコンにインストールする

さて1台目は2階にある息子のデスクトップパソコンにインストールしました。

2台目は1階にある隼人さんのノートパソコンにインストールします。

結果を先に申し上げると、「同じ作業を繰り返すだけ!」でした。

気になっていた点を下に列挙しておきますので、参考にしてね。

1)メールアドレスは別々のモノを使用した。

2)アカウントは別々のモノを作成できた。

3)シリアルナンバーは同一のモノでライセンス登録できた。

以上の結果で、2台目も問題なくインストールできましたよ!

最後の疑問!パソコンを変えた時の対処方

将来の話、パソコンが不調になって代替えする時が来るのは確実です。

その時どうすれば良いのか?

基本的にクリスタは、古いパソコンをアンインストールして、新しいパソコンに同じインストールを施し、シリアルナンバーを入力してライセンス登録すれば、何回でもパソコンを変更出来る様です。

ただし2台で使っている場合は、この作業を2台共行わなくてはいけないとの事。

1台は代替えによっての移転作業は当然ですが、健全なもう一台も、始めからやり直さなくてはいけない!と言う事ですネ。

ちょっと面倒な感じですが、致し方ないでしょう・・・。

 

最後にこの2台の作画同時作業は出来ないようです。

まあ、うちの場合は液タブは1台しかないので、同時作業はあり得ませんけど・・・。

皆さんは作画のハードは何を使ってますか?

▼隼人さんはワコムの液晶タブレット Cintiq13HDを使っています。▼

 

如何でしたか!

これからクリップスタジオペイントプロの導入を考えている方の参考になれば幸いです!

 

最後までご覧頂きありがとうございます。

お疲れさまでした!