【伊香保温泉】石段街に宿泊なら老舗の岸権旅館が間違い無い!
伊香保温泉のシンボル、石段街と言えば温泉愛好家のみならず、一度は訪れてみたい名所だね。
そしてどうせなら、「この石段街にある老舗の旅館に宿泊してみたい!」じゃないですか!
そんな欲求を満たすべく宿泊したのが創業より400年以上の歴史を持つ岸権旅館だ。
岸権旅館は伊香保小学校そばの第4駐車場から送迎を受ける
伊香保温泉石段街に面している旅館やホテルに直接車で行く道はとっても狭く、坂が急である。
だから各ホテル、旅館宿泊者は麓に用意された専用駐車場に車を停めてマイクロバスでの送迎というパターンが多い。
ちなみに岸権旅館も伊香保小学校そばの専用駐車場(第4駐車場)に車を止めて送迎を受ける。
ちょっと残した車が心配だが、石段街に面した宿である以上、贅沢は言えない。
たいがい岸権旅館のマイクロバスが待機しているので、乗り換えの煩わしさは少ない。
もし、いない場合は旅館に電話すれば、直ぐ迎えに来てくれる。
石段街をざっくり紹介
さて石段街は下部では横幅はとっても広いが、上がるにつれ狭くなっていく。
当日は平日、しかも生憎の天気と言う事で観光客も少なかった。
定番の石段玉こんにゃくは外せない。一本100円。
結構早く売り切れてしまうので、伊香保に着いたら早めにGETしよう!
他の温泉街と違って「射的場」が多く生き残っている。
伊香保の特徴の一つと言えるだろう。。
残念ながらなんとか活気があるのはこの石段に面している所だけだ。
ちょっと外れて路地に入ってしまうと廃墟が広がる・・・。
水上温泉にしても、鬼怒川温泉にしても、かつてにぎわった温泉街の衰退は残念なものがある。
時代の流れというものは残酷で容赦が無い。
結構きつく感じる365段をのぼりきれば、伊香保神社に到着だ。
参拝をすませたら、近くの勝月堂さんでお土産の湯の花まんじゅうを買おう。
いまや全国にある温泉饅頭の発祥のお店だそうだ。
さて、今宵の宿は石階段200段付近に存在感が半端ない岸権旅館だ。
伊香保温泉 老舗の名宿 岸権旅館を紹介
創業が1576年というから、織田信長が天下統一に邁進していた時代だ。
現在は大正浪漫調の装いで雰囲気を醸し出している。
テルマエ・ロマエでも撮影に使われた足湯
石段脇で旅館入り口に、誰でも利用できる足湯(辰の湯)が設けてあるので、とっても目立つ!
映画「テルマエ・ロマエ」で上戸彩ちゃんが、浴衣姿で足湯に浸かるシーンが撮影された所。
館内にもその時の様子が展示されている。
チェックインはゆっくりと・・・。
チェックインは眺めのよいロビーラウンジに案内され飲み物を頂きながらゆっくりと出来る。
フロントやダイニングといったパブリックスペースはすべて綺麗に改修されている。
一方、客室は改修済の豪華な客室とまだ終わっていないスタンダードな客室に分かれている。
今回宿泊したのは、スタンダードな改修前の一般客室。
正直老朽化は否めなかった。しかし老舗の旅館なんだから文句をいうのは野暮というものだ。
案の定、来年(令和2年)正月明けより約2か月間、休館してまでの大改修をやるようである。
宿泊予約を考えている方はホームページをチェックしてね!
温泉は有名な黄金の湯を源泉かけ流しで!
岸権旅館の売りは、やはり伊香保の源泉を豊富に引湯出来ている老舗の特権だろう。
伊香保の源泉の全湧き出し量の1割を占めているそうな。
だから多彩な浴場はすべて源泉かけ流し!贅沢である。
泉質は黄金の湯と言われる硫酸塩泉で、鉄分が多く酸化すると茶褐色になるタイプ。
伊香保源泉から石段下の本線を通り配湯される、「これぞ伊香保温泉」だ。
浴場も本館大浴場又左衛門の湯と、石段反対側道路を挟んだ向かい側にある別館の権左衛門の湯がある。
この別館権左衛門の湯は半露天風呂の作りで、脱衣所・お休み処まで広く綺麗で素晴らしかった!
また有料だが数か所の貸し切り風呂がある。
よく言われる黄金の湯は西は有馬温泉、東は伊香保温泉で決まりだろう。
福島県の裏磐梯方面でもいい温泉がある。
乳頭温泉郷は硫黄泉が多いが、妙乃湯さんはこの種の温泉だった。
食事もなかなかのモノでした!
夕食は食事処で頂きました。
スタンダードな「四季膳」という懐石だったが、十分な品数と質でしたよ。
美味しく頂きました。ご馳走さまでした。
朝食は2Fのコンベンションホールで和洋のビュッフェスタイルだ。
隼人さんは朝食はパン派なので、ビュッフェの方がありがたいです。
伊香保温泉岸権旅館 まとめ
さすがに伊香保の老舗だけあって温泉は入り応えがある。
料理も申し分なし。
また今度改修が終わったら行ってみたい気もするが・・・。
「お値段上がっちゃうんでしょうね~」
伊香保温泉に行くなら絶対におススメの岸権旅館さんでした。
最後までご覧頂きありがとうございます。
お疲れさまでした!
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