奥入瀬渓流を効率よく攻略しよう!地元で聞いた散策の裏技紹介します!
十和田八幡平国立公園を代表する景勝地の奥入瀬渓流
奥入瀬渓流の魅力は?
奥入瀬渓流は、二重カルデラの十和田湖から流れ出る唯一の川で、子ノ口から焼山まで約14 kmの区間になります。
渓流は平均70mで1m下がる勾配と、意外とゆったりとしていて気軽にハイキングを楽しむ事が出来るんですね。
代表的な「阿修羅の流れ」「三乱の流れ」「雲井の流れ」や「銚子大滝」を始めとした沢山の滝など、見所や撮影スポット満載なのであります。
深い自然林に覆われたこの渓流は四季折々の表情を見せてくれることでしょう。
マイナスイオンをたっぷり浴びながらこの奥入瀬渓流を散策すれば、日頃の疲れやストレスが癒される事間違い無しです!
奥入瀬渓流ロング散策コースを攻略せよ!
さて、奥入瀬渓流をハイキングする計画を立てましょう!
上の画像は現地の奥入瀬歩道案内図。
上の地図は環境省のWebサイトからお借りしたモノ。
【国立公園へ出かけよう!】ってサイトなんだけど、これがなかなか良いです。
ちょっとした旅行気分を味わえますよ!
奥入瀬渓流の散策(ハイキング)の鉄板コースは下流の奥入瀬渓流館に車を止めて十和田湖を目指す約4時間のコースです。
しかし休憩時間や帰りの手段の時間をプラスするとほぼ1日掛かりの行程になってしまいます。
もう少し行程を短縮したいという方は並走する国道の路線バスを使うのが有効な手段となります。
ただ本数が少ないので、事前に路線バスのダイヤを確認しておく必要があります。
奥入瀬渓流を車で回るのは有り?
結論から言っちゃいますと、不可能ではありません。
片道全路走破を目指すなら、十和田湖側なら子ノ口の駐車場を利用し、焼山側なら奥入瀬渓流館の駐車場を利用するのが良いでしょう。
しかし、もっと楽に車で「良いとこ取り」したいと思っている方!多いですよね~。(笑)
この奥入瀬渓流は全線にわたって国道102号線が並走しています。
実際に国道102号線を車で走ってみましたが、途中何か所か駐車場が存在しました。
しかし全て駐車台数が10台未満位の小場所なので、シーズン中などは利用が難しい事が予想出来ます。
せっかくこんなロケーションの良い場所に来ているんだから、頑張って少しは歩きましょう。(笑)
地元で聞いた散策の裏技とは?
十和田ホテルをチェックアウト後、10:30頃十和田湖遊覧船乗り場が有る、子ノ口に到着。
ここに車を止めて奥入瀬渓流を散策したいと思います。
すると程なく派手なバスが入って来ました!
真っ赤なボディーにオープントップ!そして星野リゾートのロゴ。
星野リゾート奥入瀬渓流ホテルの「渓流オープンバスツアー」です。
ちょっと羨ましいですね・・・。
十和田湖子の口の岸壁を一通り偵察します。
30代位のカップルがルアーを遠投してヒメマスを釣ってました。
釣果を見せてもらうと結構良いサイズが釣れていてビックリ!
湖畔の道路反対側に位置する、お食事処みずうみ亭。
その店先番をしている派手な格好の叔父様から声を掛けられました。
「奥入瀬渓流をハイキングするの?」
「はい。」と隼人さん。
「それならば、バスで2つ目の雲井の流れまで行って、そこから戻ってくるといいよ!」
「渓流のハイキングは流れに向かって歩くのがいいでしょ!」
おっしゃる通りです。
概ね2時間弱で戻ってこれるとの事。
手頃でピッタリじゃないですか!
2時間弱のハイキングに出発!
みずうみ亭のすぐ横にJRバス東北の子ノ口駅があります。
ラッキーな事にバスの発車時刻直前でした。
とっても新しく綺麗なJRバス東北の車両。
見所では徐行して観光案内の録音音声が流れます!
バスを降りて気が付いたんだけれども青森駅行だったんですね。
しかも北海道・東北新幹線のはやぶさカラーじゃないですか・・・。
教えてもらった通りに雲井の流れで下車しました。
ここから約1時間かけて奥入瀬渓流遡上ハイキングの始まりです!
遊歩道は比較的整備されていて、とっても歩きやすいです。
自然林と渓流の流れによるマイナスイオンがとても気持ちがいいです!
ところどころに奥入瀬渓流に注ぎ込む滝を見る事出来ます。
以外な程適度な流れなので、歩くのも苦労しません。
終盤の名所、銚子大滝が見えてきました!
銚子大滝を過ぎて水門を超えると、流れはとても緩やかになります。
帰って来ました。ここが十和田湖から流れ出す奥入瀬渓流の起点です。
みずうみ亭に戻ると先ほどの店番の叔父様が、「時間通りだね!」と声をかけてくれました。
ほんとは昼食でも注文してお返ししたいところですが、まだ朝食でお腹いっぱいなので、ソフトクリームを頂きました。
余り売り上げに貢献出来ず、ごめんなさいね・・・。
宿泊は十和田ホテルをお勧めしたい!
奥入瀬渓流をハイキングする為に、どこに宿泊するか?迷うところですよね~。
星野リゾート奥入瀬渓流ホテルや十和田プリンスホテルと言ったメジャーな存在も良いけど、隼人さん的には是非とも十和田ホテルをお勧めしたい!
秋田杉の館とも言われるこの十和田ホテル。
幻の東京オリンピック(昭和16年)の為に北東北3県の名工達に腕を競わせたと言う木造建築美は圧巻です。
実際に宿泊しましたが、建物もさることながら、ホテルマンの対応も最高でした。
食事も夕食・朝食共とても美味しかったです。
思い出に残るホテルとなる事は間違い無しです!
▼十和田ホテル宿泊記は下記の記事で紹介しています。▼
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