十和田ホテル宿泊記!木造建築美は必見!十和田湖・奥入瀬渓流の拠点に最適

本館吹き抜け玄関ホール

十和田湖西岸の高台の森の中に佇む十和田ホテル

かねてから嫁さんが、「十和田湖に行きたい、奥入瀬渓流をハイキングしたい!」と言っていたので、今回の旅行が決定しました。

さて散策の拠点として、どこに宿泊しましょうか・・・。

候補は3つ。星野リゾート奥入瀬渓流ホテル十和田プリンスホテル十和田ホテルか。

しかし物事には順番がある。

初めて十和田湖を訪れるなら、やはり、老舗の十和田ホテルを抑えておきたいところ。

と言う事で、今回は十和田ホテルの宿泊記をお届けします。

十和田湖マップ
出典:環境省ホームページ【国立公園へ出かけよう!】

 

▼奥入瀬渓流ハイキングの記事は下記からご覧頂けます。

秋田杉の館。木造建築美を楽しむ十和田ホテル。

幻となった1940年の東京オリンピックに向けて建てられた木造3階建ての登録有形文化財。

登録有形文化財のプレート

当時、北東北3県の宮大工80人が集められ、その技を競わせたと言う逸話はあまりに有名。

皇族をはじめ要人、各界著名人たちが訪れる歴史あるホテルです。

以前、「マツコの知らない世界」でも建築家の稲葉なおと氏が、このホテルを紹介したそうです。

 

現在の十和田ホテルの姿

左側本館 中庭 右側新館

木造の本館と増築された新館が中庭を囲む配置を見せている。

廊下は中庭を眺めながら、ぐるっと1周出来る構造だ。

 

その廊下や階段がまた美しい!

210牡丹前の廊下と階段

今回宿泊した客室、210牡丹の玄関を出たところからの眺め。

木造美溢れる階段

とにかく木造美が目を引く廊下や階段!

その辺のホテルとは明らかに一線を画す風格だね。

純粋な和風ではなく、当時の設計者が洋のテイストを取り入れたその姿は、時を経た現在では感動以外の何物でもない。

見事な天井板

各所の天井すら見所満載なんですよ!

丹念に編み込まれた天井材が見事。

プリントされた合板じゃないのよ、本物!(笑)

落ち着きと気品の有るラウンジ花梨

ラウンジ花梨全景

この十和田ホテルの客室は全50室。

収容人員MAXで考えても、ゆとりある立派なラウンジだね。

無料で用意されているコーヒーとごぼう茶

こんな素敵なラウンジで時を過ごすために、コーヒーやごぼう茶が無料で用意されている。

有名な本館吹き抜けの玄関ホール

本館吹き抜け玄関ホールを上から

この記事トップの画像を上から覗いたところ。

十和田ホテル最高の見所であります。

若き背の高いホテルマン君の話によると、大改修の際、全てばらして基礎から作り直したそう。

なんかもう黄金の輝きを放っているよね!

彼が熱っぽく語ってくれた姿はとても感心して好感が持てました。

落ち着いた空間、杜の図書館

杜の図書館1

杜の図書館2

ここも全くもって贅沢な空間だ。

寄贈された本やスタッフのお気に入りの本が並べられている。

十和田ホテルのお風呂

この十和田ホテルには温泉は引湯されていない。

ちょっと残念な気もしたが、ここは古き良きリゾートホテルであって、温泉旅館ではない。

だから温泉じゃなくても全然OK!

男女共、大浴場、展望露天風呂、サウナの構成。

とっても綺麗で、広く、眺望もよろしいです。

画像は撮れませんので、公式Webサイトをご覧下さいネ。

▼十和田ホテル公式Webサイトはこちらから▼

十和田ホテルの外観・周辺

十和田ホテルの外観

旧玄関と車寄せ

かつての玄関前の車寄せ。

現在でも出入りは可能。

中に入れば、あの吹き抜けのホールがある。

新玄関

現在の玄関ホール前。

新館と本館の間に存在している。

チェックイン、アウト時のスタッフさんの対応には定評があるよね。

十和田湖畔への散策も楽しい!

十和田ホテルの石垣

十和田湖畔への散策も楽しめる。

ホテル前を下って行くと、立派な石垣が組まれていた。

十和田湖畔への散策路

こんな原生林の中の遊歩道を歩いていくと・・・。

十和田湖畔の船着き場

突然視界が開け、十和田湖畔が現れる。

こんな立派なコンクリート製の桟橋がありました。

夏場はボートで遊んだら爽快でしょうね。

帰りがけ、釣り人とすれ違いました。

ルアーを遠投してヒメマスを釣るそうです。

「ヒメマスが回遊してくれば釣れる!」と言ってました。

十和田ホテル【館内施設編】のまとめ

「十和田ホテルに宿泊して良かった!」と言うのが率直な感想です。

ファンが多いのも頷けます。

実際宿泊してみて、建物の美しさだけでなく、スタッフの仕事ぶりにも感心させられました。

▼さて次回は宿泊したお部屋とお料理を紹介します!▼

 

最後までご覧頂きありがとうございます。

お疲れ様でした。