野沢温泉の魅力とは!古き良き温泉街と外湯は秀逸だと思う!
野沢温泉街が最も賑わいを見せるのが、やっぱりウインターシーズンなんだそうです。
もはや世界的に有名な野沢温泉スキー場を要し、極上の温泉に恵まれた聖地です!
野沢温泉街の魅力
とにかく狭いのが魅力を生んでいる?
まず、道路が狭いです!
そして小規模の建物がびっしりと並んでいます。
しかしこれが、野沢温泉街の魅力なんでしょう。
スキー場とセットで比較の対象となるのは、蔵王温泉と草津温泉でしょうか。
蔵王や草津は大・中規模のホテルが多いのですが、ここ野沢温泉は皆無です。
小規模の旅館や民宿で、需要を満たしているのが興味深いです。
野沢温泉街の中心エリア
野沢温泉街の事実上のメインストリート、大湯通り。
フキヤ商店さんで、お土産の温泉饅頭と野沢菜漬けを買いました。
大湯通りをさらに進むと、名宿常盤屋旅館さんがあります。
さらに道を挟んで、大湯が存在感をアピールしていますネ!
トップ画像にもありますが、伝統的な湯屋建築が美しいです。
大湯の奥にはこれまた名宿の旅館さかやさん。
この辺りの旅館群から、ブーツバッグをしょってスキー担いで、遊ロードから日影ゲレンデへ向かうのが、野沢温泉の王道スタイルなのでしょう!
さらに大湯通りを登って行くと、湯沢神社の山に突き当たります。
左に折れて進むと動く歩道「遊ロード」入り口が見えてきます。
麻釜周辺
TVにもよく登場する麻釜。
雪景色のなか、湯気が立ち登っています。
麻釜前の商店。
昭和感が半端ないです!
麻釜通りを挟んで目を引くのは、村のホテル住吉屋さん。
いいですね~!
いづれ泊まってみたいです。
野沢温泉の外湯は日本一!?
外湯は全部で13か所!
かつては草津温泉も湯めぐりが出来たのですが、現在では昔ながらの温泉施設は観光客は入れなくなってしまいました。
しかしここ野沢温泉は、素晴らしい外湯を観光客にも開放し続けてくれています。
各外湯を住民や旅館などの「湯仲間」という組織が管理していて、立派な観光資源として成功させた良き例でしょう。
事実上は無料ですが、野沢温泉に宿泊しない日帰り客は賽銭(寸志)を入れるべきでしょう。
上の画像は真湯まえの情緒ある通り。
野沢温泉で最も泉質が良いとされる「真湯」
真湯霊泉の看板があります。
今回宿泊した河一屋旅館さんにも引湯されていて、どっしりとしたバリバリの硫黄泉です。
何処か1か所!と言えば・・・!
さて、ここからが今回の記事の核心!
今回宿泊した河一屋旅館さんのイケメンスタッフさんに、質問してみました。
「野沢温泉の外湯で、1か所入るとしたら何処?」
「ウ~ン」と考えながら意外な答えが返って来ました。
「熊の手洗湯・・・。」
熊の手洗湯の素晴らしさに感動した!
野沢温泉の泉質はアルカリ性の含石膏-食塩・硫黄泉が多く、激熱湯で有名です。
そんな野沢温泉のなか、異色の存在がここ「熊の手洗湯」です。
沸き出し時の温度が40℃~43℃と低く、源泉からの引湯も数十メートルと短い為、とてもフレッシュなお湯を楽しむ事が出来ます。
さてここ熊の手洗湯は2015年に建て直され、とても綺麗ですね。
脱衣所?と湯舟がとても近く、コンパクトにまとまっています。
湯舟は熱湯とぬる湯に分かれていて、ぬる湯はほぼ源泉100%で適温という素晴らしさ!
熱湯は麻釜系の源泉をブレンドし、温度を上げています。
その泉質は素晴らしいの一言!
湯上がりは体の芯はぽかぽかなのに肌はすっきりすべすべ!
ひさびさの大発見!と言えるほどの感動を味わいました。
この熊の手洗湯の源泉を楽しめるのはこの湯屋と「お宿てらゆ」さんのみだそうです。
熊の手洗湯の湯屋の道路反対側にこんな湯栓がありました。
蓋をあけるとお湯が満たされていて、温泉玉子が作れるんですね~!
注意書きに組合員(湯仲間)のみ使用可とありました。
またすぐそばには洗濯場の建物も。
温泉に恵まれた野沢温泉、羨ましいです。
野沢温泉街の感想
衰退をみせる温泉街の多いなか、野沢温泉街に活気があるのは、嬉しい限りです。
人気のスキー場と良質の温泉を求めてやって来る観光客に、見事に答えてくれている気がします。
その証拠に各宿泊施設(ホテル・旅館・民宿)とも、総じて評価が高いんですよね!
冬の野沢温泉は総合力で全国NO1だと思うのは、ほめ過ぎでしょうか!
最後までご覧頂きありがとうございます。
お疲れ様でした!
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