樹氷にスキー場至近!蔵王四季のホテル宿泊記!離れ湯百八歩は絶品

世界的にも有名な蔵王温泉の樹氷原。また日本屈指の広さを持つ蔵王温泉スキー場。

そして麓には素晴らしい温泉を持つ名宿が点在する。

是非、真冬に訪れたい温泉街だ。

今回は蔵王温泉の宿の中でもとっても評判の良い蔵王四季のホテルの宿泊記をお届けしますよ。

最近の隼人さんのお気に入りのホテルだ。昨冬は連続して2回行ってしまった!

蔵王四季のホテルの紹介

蔵王温泉街のほぼ右端に位置し、樹氷原見学で使用する蔵王ロープウェイ山麓線の駅にほど近い。

駐車場もホテルの前にしっかり整備されていて安心だ。

建物は扇状に曲線を帯びていて、なかなかお洒落。

客室は全43室と中規模のホテルながら、ロビーラウンジはとっても広くて綺麗だ。

さらに奥に独立したラウンジがあって、ここではいつでも無料のコーヒーとアイスキャンディーが用意されている。

最近気の利いたホテルはコーヒーの無料化が進んでいてうれしいかぎり。

客室紹介(1)和モダンツインルーム

1回目に訪れたときは夫婦2人だったので、当ホテルの売りである和モダンのツインルームを利用した。

床には全面琉球畳がひかれ全体の色調も、とっても落ち着いた雰囲気。

ベットも大きくて良いモノが使われている。

お風呂も窓側に配置され、広くて明るい。残念ながら使わないけどね。

約40平米のツインルームなので、とってもゆったりとしていて贅沢。

化粧台の水回りも大きくて、使いかってが良い。

客室紹介(2)和室

2回目は7男君を連れての2泊3日のスキー旅行だったので、和室を利用した。

10畳と12,5畳の2パターンがある。

生活感あるこんな画像しか無くて申し訳ない・・・。

まあよくある和室だが、清潔感もあって全く問題無し!

食事は旬の懐石料理

夕食、朝食とも明るく広いレストランで頂く。

夕食はこんな感じでスタートする。

初めからバーンと並ぶタイプでは無く、頃合いを見計らって振る舞ってくれるのがうれしい。

山形牛の陶板焼きがメインとなる。

期待を裏切らない内容だ。

美味しく頂きました。

朝食はバイキングスタイルとなる。

とっても気に入っているホテルなのであえて苦言を呈すが、朝食のバイキングはもうちょっと頑張って欲しい。

それなりのホテルなんだから、会場で仕上げる温かい卵料理に目玉焼きは無いでしょう!

離れ湯 百八歩は絶品!(全国トップレベルだと思う!)

本館にある白樺の湯は弱アルカリのミネラル水で、蔵王の温泉ではない。

強酸性の蔵王の泉質を考えれば当然の選択だろう。

サウナも完備している。

さて本命、このホテルの売りは駐車場を挟んで反対側にある温泉棟、離れ湯 百八歩だ。

ホテルからカラコロ下駄を鳴らして百八歩で到着・・・から名付けられたそう。

雪の多い日は、長靴で行くことになるけど!(笑)

ホテルに両方用意されている。

出典:蔵王四季のホテル公式ウェブサイトより

とにかく素晴らしい温泉棟だ。

内湯は天井から梁、床に至るまですべて木造となっている。

もうこれぞ理想の内湯といった感じだ。

露天風呂は石組みで蔵王連峰竜山が一望できる。

そしてこの趣のことなった湯船を満々と満たすのは、乳白色の蔵王の湯なんだな!

もちろん源泉かけ流し、加温・加水は一切無い。

泉質は硫黄線(酸性 含硫黄ーアルミニウムー硫酸塩ー塩化物温泉)である。

硫黄の香りを楽しみながらの乳白色のお湯なんてポイント高すぎるでしょう!

PH値の平均が1.6と草津温泉万代鉱源泉と同等でありながら構えて入る必要は全くなく、むしろまろやかに感じてしまうほどである。

蔵王温泉とはほんとに素晴らしい温泉だ。

ホテルの送迎サービス

系列館であるおおみや旅館蔵王国際ホテルに無料送迎があってそれぞれの温泉を頂くことが出来る。

老舗の旅館とハイエンドなホテルなので行ってみて損はない。

もうこの3館で十分すぎるほど蔵王温泉の湯を堪能出来ること間違いなし!

スキーシーズンは最寄りの横倉ゲレンデまで送迎してくれる。ここには蔵王ロープウエーの駅があるので一番便利ではあるのだが、蔵王中央ロープウェイのある中央エリアや蔵王スカイケーブルのある上の台エリアへの送迎がないのが残念。

蔵王温泉スキー場は余りに広大なため、送迎箇所が1つだと、コース取りが限定されてしまうのだ。

蔵王四季のホテルのまとめ

このホテルは部屋数からして、満室になっても百数十人の利用という事になるだろう。

その収容人員から考えると、パブリックスペースや温泉浴場とも、とても大きくゆったりとしている。

そういったハード面の作りも素晴らしい!

歴史のあるメジャーな温泉街は駐車場に苦労する所も多いが、このホテルは後発組ゆえにその辺の心配は全くない。

マイカーでアクセスしやすいのも長所の一つだと思う。

またEV車やプラグインハイブリット車用の充電設備も完備されている。

とても人気があるホテルであるし、観光資源や温泉が半端ないので、トップシーズンはやはりお高い。

1月前半と3月に入ってからがリーズナブルでおススメです。

蔵王四季のホテルの魅力は下記の公式ウェブサイトで!

 

観光はやっぱり蔵王の紅葉、そして樹氷!

紅葉は山の上部で9月の下旬頃からスタートし、麓が萌えるのは10月下旬ころだ。

蔵王ロープウェイ山麓線、山頂線と乗り継いで頂上を目指すが、見下ろす紅葉はすばらしい。

東北地方の紅葉は針葉樹の植林が少ないため、天然の落葉樹が魅せる本物のオレンジ色の衝撃を味合わせてくれる。

そして真骨頂はやっぱり冬の白銀の世界。

ロープウェーで高度があがってくると眼下の木々に着雪した姿が変わってくる。

ある程度高度が上がると、いよいよスノーモンスターが姿を現し始める。

このスノーモンスター(樹氷)は山一面に群生するアオモリトドマツに着氷・着雪したもので、通常12月下旬頃から成長が始まります。この頃の特徴は通称エビのしっぽと呼ばれる形状がみられる。2月頃が最盛期、3月に入ると衰退・倒壊期を迎えます。

山頂付近にはこんなパワーアイテムも!▼

しかし近年、このアオモリトドマツがピンチに陥っているそうです。

トドマツノキクイムシに穴をあけられ立ち枯れする被害が増加しているのだ。

「対策を頼みます!」と願うばかりであります。

最盛期に入ると樹氷見学のみの観光客とスキーヤーで、天気の良い週末などは大混雑する。

またこの頃はマイナス10度以下は確実なので、防寒対策は万全を期してほしい。

帰路は米沢市街に寄り道して米沢牛を買って帰ろう!

東京方面に戻るなら、米沢市街までは国道13号をゆっくりドライブするのがおススメだ。

そもそも最近まで東北中央道が細切れで、こうせざる負えなかったんだけど。

米沢牛を買い求めるなら、おススメはやっぱり黄木(おおき)だろう。

レストランの金綱閣は最上川沿い道路から入る。

とっても洗練されたレストランで驚きましたわ。流石名店と言った感じ。

お土産を買う精肉店は地続きではあるが入り口や駐車場は県道33号沿いにある。

さて奮発して米沢牛をゲットしたならあとは帰路につきましょうか。

最寄りの米沢北インターから福島JCT料金所までが暫定無料区間と言うのが超うれしい!

冬季は滑りやすいので注意してね!

 

最後までご覧頂き、ありがとうございます。

お疲れさまでした!