本当のロードノイズ対策を車の鈑金屋さんが伝授5(制振材編)

今回はロードノイズ低減の主役、しかも作業が容易で使える制振材の紹介をしたいと思います。

制振材を使用する目的は、振動を減衰させるためでしたね。

それでは、制振の施工をするにあたり、どんな制振材が望ましいのでしょうか?

制振材に求められる性能

ざっと挙げてみましょう。

・効果、効率が良い事。一般的に比重が高いほど効果がある。

・作業性が良い事。

・使用環境で安定した性能を維持出来る事。

・コストパフォーマンスに優れている事。

・見た目が綺麗に仕上がる事。(見えなくなるけど 笑)

・自己満足が出来る事(笑)

・環境にやさしい、人体に健康被害など及ぼさない事。

以上のような項目を出来るだけ満たしているものがベストです。

しかし良いモノは値段が高かったりするのは悩ましいところですね。

また鉛は比重が高く性能面では素晴らしいのですが、人体にはあまりよろしくないので除外します。

おすすめの制振材を紹介

それではプライベターでも入手し易いおススメの制振材を紹介します。

まずは、現在のスタンダート、プロも幅広く使用している積水化学のレアルシルト

ウレタン系の素材でブチル系のようにネバネバしないのが良い!

舶来モノにかぶれなければ、これしかない!と言うほどの度定番。

表面はメタリックなアルミ箔で仕上げてあり、ロゴを含めてカッコイイ!

上質であるが故、アルミ箔が厚くカッターで切りづらいのが難点。

切り口で手を切りやすいので注意!

お値段はちょっと高め。

 

続きましては、日東電工のレジェトレックス。

ひと昔前は制振材と言えばコレだった。もちろん現在でも発売されている。

ブチルゴム系の代名詞。表面は無地のアルミ箔でラミネートされている。

とにかくブチルが柔らかく手が汚れてしまう。

手に付くとシンナーなどの溶剤系でないと落とせない。

値段は安いが、隼人さんは今更使おうとは思わない・・・。

 

お次はオーディオテクニカアクワイエの青と赤

このアクワイエシリーズはオーディオテクニカがドアチューニング用に発売しているモノだけど、当然ロードノイズ低減対策用としても使える。

用途、使用場所などを考慮して、数種類の形状を用意してくれているのがありがたい。

また、ドアチューニング用としてセット物も販売していて、こいつのコストパフォーマンスは半端ない!(後述)

青い方がスタンダートで比重が1.7。

赤いほうが、上位グレードで比重が2.7。比重も高いが、お値段もサイコーに高い。

両方ともブチルゴム系ではあるがレジェトレックスのようにベタベタしないのが◎!

そして両方ともテカテカの青と赤のアルミ箔でラミネートしてあり、audio-technicaやAquietのロゴが超カッコイイ!

カッターでも非常に切りやすく、施工面の追随性も良く、粘着性もよい。

始めての方や初心者の方には絶対おススメである。

もちろん一流のプロだって使っている。

さて、この青と赤。上でも触れたが、ドアチューニング用(デットニング用)としてセット品をラインナップしている。

ばら売り単価から計算すると、大変お得なセットだと言える。定価は15,000円。相場は13,000円位。

また更なるコストダウンをお望みの方には、ネットショップの「クレールオンラインショップ」というお店で、オーディオテクニカ×クレールオンラインショップのコラボ商品、AT7400CRという商品が発売されている。

上の画像のAT7405セットの内容、性能はそのままだが、アルミ箔がシルバーのままというコストダウン品が販売されている。

送料無料で税込み8,980円!見た目を気にしないという方には、超おススメである。

この「クレールオンラインショップ」さん、オーディオテクニカ製品に力を入れていて、カタログに載っている商品は、ほぼすべて注文することができる。

ばら売りでわずか数十円の端子なんかもセロファンに小分けして発送してくれる。

送料無料の商品と絡めれば、すべて送料無料となるのがうれしい。

おそらくオーディオテクニカの商品は全国で最安値だと思う。隼人さんも大変頼りにしているショップだ。

URLを貼っておく。→https://store.shopping.yahoo.co.jp/creer-net/

 

実際の作業の前に準備をしよう!

防振材を手に入れたならば、いよいよ車に施工して行きたいのだけれども、その前に使いやすいようにあらかじめカットしておこう!

レアルシルトをサンプルとするが、1枚の大きさは 横40㎝×縦30㎝である。

これを5㎝×10㎝位を標準にいくつかのパターンを作っておこう。

適当にカットすると、施工したとき統一感が取れずにみっともない。

ロゴが残る様に横長に切るのが常識だよね!

カッター用のマットやコンパネの上で定規を当ててカットする。

アルミ箔が厚くウレタンも固いので1回ではかなり力を入れても切断できない。

3回位を目安にカッターを手前に寝かし気味に引っ張ってくると少しは切りやすい。

下手に切ると切断面で手を切りやすいから注意してね。

大きなハサミでも切る事はできるが、切断面がギザギザのなって汚くなるのでやめた方が良いと思う。

ちなみにアクワイエはブチルだけあってスパスパ切れて気持ちいい。

 

さて、準備が整ったところで、次回はいよいよ「実践編」だ!

下記からどうぞ。

今回はこれにて終了!

お疲れさまでした!