ディスプレイオーディオの使い方を解説!Android autoとApple CarPlayが必須!

C-HR ディスプレイオーディオとアンドロイドスマートフォン

ディスプレイオーディをAndroid AutoおよびApple CarPlayと接続する。

「ディスプレイオーディオとは何ぞや?」と言えば簡単に言えば・・・

「ナビを使う」「電話をかける」「メッセージの送受信」「音楽を聴く」といった普段スマホでしていることを、車室内でもディスプレイや音声で手軽に行うことが出来るメインユニットです。

上記の機能を使うためには、スマートフォンとのUSB接続が必要になります。

さらにアンドロイド端末ではAndroid Auto、および、アップル端末ではApple CarPlayを表示し使う事によって、その能力を発揮します。

 

Android Autoをディスプレイオーディオと接続

先ずは、アンドロイド端末(スマホ)にAndroid Autoのアプリをインストールしておきます。

最近のスマホならほとんど、スマホ単体でもAndroid Autoが使えるようになります。

車のディスプレイオーディオとUSB接続してみると、初めてでも勝手にペアリングしてくれますよ。

以下の画像は、上がカロッツェリアFH-9400DVSの接続画面、下がトヨタカローラの接続画面です。

当然ですが、ディスプレイオーディオはスマホのディスプレイに過ぎないので、ほとんど同じような画面構成になりますね。

FH-9400DVS Android Auto起動時メイン画面

カローラ純正ディスプレイオーディオ  Android Auto起動時メイン画面

 

Apple CarPlayをディスプレイオーディオに表示する

こちらもアプリをiPhoneにインストールするのかと思いきや、違うんですネ。

端末(スマホ)を車のディスプレイオーディオにUSB接続するだけで機能します。

 

iPhoneとApple CarPlay接続画面

息子のiPhoneで試してみましたが、動作は良好でした。

音質もFH-9400DVSでは、アドバンスド・サウンドレトリバーの効果で全く問題無し。

マップ(ナビ)は色々使えるのでお好みでどうぞ!

(Yahoo!カーナビ、Googleマップ、カーナビタイム等々。)

Android AutoはGoogleマップ

 

グーグルマップ 航空写真画面

 

Android AutoはGoogleマップが標準で間違い無いでしょう!

やっぱり安定感があります。

上の画像の様に航空写真をナビとして使う事が出来て面白いです。

最近の至れり尽くせりのカーナビには劣る事は明白ですが、「これでも十分!」と言う声も多いでしょう。

今後、アプリの進化、5G時代での情報量の飛躍的アップで、どんどん精密化して行くんでしょうね。

隼人さんもその進化を体感すべく、わざわざFH-9400DVSを付けてみたんですけどね・・・。

 

トヨタ純正ディスプレイオーディオのMiracast(ミラキャスト)機能

こちらはトヨタ純正ディスプレイオーディオに搭載されていて、カロッツェリアFH-9400DVSにはされ搭載されていない羨ましい機能。

アンドロイド端末のみ対応している。

このミラキャストとは近接での1対1のWi-Hi接続により実現する。

ペアリングのやり方は車内で飛ばす側のアンドロイド端末(スマホ)から行う。

以下、手順を紹介します。

(1)歯車アイコンの【設定】をタップ

(2)【機器接続】をタップ

(3)【スクリーンミラーリング】をタップ

(4)送信 画面になるので【開始】をタップ

(5)検索開始のウインドゥが開くので、OKをタップ

以上で、ディスプレイオーディオとペアリングしてくれます。

カローラディスプレイオーディオのMiracast画面

この機能によって、車内でYou Tubeを楽しむことが出来ますよ!

カローラディスプレイオーディオのYou Tube画面

しかしディスプレイオーディオの解像度が低いので、残念な映りなんだよね~。

ちなみにApple CarPlay(USB接続)でもYou Tubeを再生したみたが、やっぱりダメで音声のみでした・・・。

 

音楽再生および音声入力

音楽再生

スマートフォンがポータブルオーディオプレーヤーとしても優秀なのは皆さんご存じの通り。

iPhone系はカーナビゲーションとの相性が良く、早くから接続出来た事がAndroid ユーザーは羨ましかった・・・

それをやっと解決してくれたのがAndroid Autoだ。

登場が2016年7月と極最近の話であります。

それまではUSB接続してみてもUSBデバイスとして認識されなくて、音楽を再生するのはBluetooth接続のみと言う、残念な使い方しか出来なかったのである。

だから最近のディスプレイオーディオで最も重要な事はApple CarPlayは当然として、Android Autoも使える事が必須と言えるでしょう。

これによってディスプレイオーディオ(メインユニット)側の音楽再生能力が発揮出来ると言うものです。

ちなみに今回、カローラ(純正DA)とC-HR(FH-9400DVS)をすぐ隣に並べて同じスマホ、楽曲で聞き比べてみたが、ハッキリと解る程の音質の差があった事は言うまでもありません。

音声入力

Apple CarPlayでは「Hey Siri!」、Android Autoでは「Ok Google!」と話しかける訳ですが、そんな恥ずかしい言葉を言わなくても、ステアリングリモコンの発話ボタンやディスプレイのマイクアイコンをタップすれば、普通に音声を認識してくれます。(笑)

目的地入力や電話を掛ける時、曲を聴きたい時など便利ですが、成功率はまだまだです・・・。

今後の進歩に期待したいところですね。

 

取り合えず使ってみた今までの感想

Android AutoにしてもApple CarPlayにしても思っていたより接続性というか動きは良かった印象。

ただUSB接続しているスマホを無造作に動かしたりすると、接続が切れてしまう事がよくある。

一番の原因はアンドロイド端末のタイプCの差し込み口の微妙な加減なんだけど、一度接続が切れてしまうと復活するのに大変な時間と手間を要する。

いろいろやってみたが、スマホの再起動が一番効果があるようだ。

だからこの接続不良を回避するためにスマホはホルダーで固定して使いたい。

画像の様に固定する事によって、接続不良のトラブルは発生していない。

また「いつスマホを接続するのが良いのか?」といった素朴な疑問があるが、今までの経験上からは、エンジンを掛ける前にUSB接続を済ませてしまった方が、安定して立ち上がるようだ。

そして最も不安なのが、「スマホがかなり熱を持つ!」という現象。

かなりスマホががんばって仕事をしているようだ・・・。

トヨタ純正DAよりカロFH-9400DVSの方が明らかに熱を持つ。

 

以上の様に、いろいろ遊べそうなディスプレイオーディオではあるが、既存のカーナビユニットと比べて、明らかに使いヅライ。

何かにつけて面倒なのであります。

しかし今後より使い易く、機能が充実していく事は明白です。

その辺の過程を楽しむ位の心のゆとりが必要ですよ!

 

最後までご覧頂きありがとうございます。。

お疲れ様でした!