草津国際スキー場改め草津温泉スキー場!スケールダウンも改革が光る!

 

天下の名湯、草津温泉に隣接した老舗スキー場です。温泉+スキーの最強コンビを堪能できるリゾートとしては日本屈指と言えるでしょう。

残念ながら、2018年1月の元白根山の噴火により、上半分のゲレンデやコースが廃止されてしまいました。

草津温泉スキー場のゲレンデ・コース紹介

草津国際スキー場からの再出発

日本屈指の老舗スキー場であった草津国際スキー場

かつてはロープウエー山麓駅を境に全く異なるスキー場の2面性を見せていた草津国際スキー場だったけど、記憶にも新しい元白根山の噴火により、清水沢や振り子沢といった素晴らしいコースやゲレンデがすべて閉鎖されてしまいました・・・。

同時に火山弾の直撃を受けたロープウェイも営業廃止となったのであります。

△廃止1年前の白根火山ロープウェイ

東日本では貴重な海抜2000mオーバーを体験できたのに非常に残念。

現在はよりファミリー向けに特化し、新に草津温泉スキー場として再出発しています。

天狗山ゲレンデは初めてのスキーに最適!

駐車場から天狗山レストハウスのアーチをくぐって目の前に開ける広大なゲレンデ。

テレビの天気予報で良く映るのでご存じの方も多いだろう。

正面には名物天狗の壁が存在感をアピールしている。

無駄に広いのが残念。だからゲレンデの一部とレストラン前が異常に混んでしまう。

とにかく超初心者が多い。

だから転んでも全然恥ずかしくない!

実際隼人さんのスキーもここから始まった。(笑)

でも、この辺の雰囲気がとってもいいんだよね!

だから子供を初めてスキーに連れて行く場所としては最適だと思う。

温泉を絡めてスキーやスノボが好きになる事は間違いなし!

ちょっとスキーに慣れてきたら、リフトデビューだ。

ゲレンデ右側、キッズパークのところにある天狗山ファミリーペアリフトに乗ってみよう。

完全な初心者用なのでスピードもゆっくりだし距離も短い。反復練習にもってこいだ。

2時間も滑れば、それなりに滑って止まれるようになる。

出典:草津温泉スキー場 ゲレンデ情報   https://www.932-onsen.com/winter/course

ちょっと慣れてきたら、おなり山ゲレンデに上がってみよう

おなり山ゲレンデは、天狗山ゲレンデの上に位置する。

夏道コースと絡めて中級指定ではあるが、初級者がちょっと勾配に挑戦してレベルアップを目指すところ。

反復練習に向いている。

急傾斜の名物、天狗の壁にも挑戦できるよ!(笑)

上の画像は天狗の壁の上からの眺め。

草津温泉街が一望できる。

このおなり山ゲレンデは初心者にはちょっと難しいので、ここから更にリフトを乗り継いでロングクルージングを体験しに行こう。

しゃくなげ高速クワッドからの展望は最高!

このおなり山ゲレンデからかつてのロープウェー山麓駅の広場(夏期は駐車場)、そして青葉山ゲレンデの麓まで一気に登る事ができる。

全長約1.3Kmにおよぶ、しゃくなげ高速クワッドだ。(かつては地名から殺生クワッドと言っていた。)

とにかく眺めが最高!近くにゲレンデが無いので山肌の上を進んで行く。

前方には白根山、振り返れば浅間山の絶景だ。

下をみれば巨大な火山岩がゴロゴロして、シャクナゲが群生している。

野生動物の足跡がいっぱい付いているよ!

終点が近づくといつも硫黄臭がしてくる。

草津白根山が活火山を実感させられる。

リフトを降りると広大な平地なのですこし漕がなくてはいけない。

昔はここまで自動車で上がってこれたんだけどね。

現在はこの国道292号線も苦肉の策でR292コースとなっている。

中級以上の諸兄にはここに青葉山ゲレンデがある。

距離が短いのが難点だが、景色は最高。

後に見えるのが青葉山ゲレンデ。

そしてこの辺りがロングクルージングが楽しめるシャクナゲコースの起点となる。

草津温泉スキー場の看板コースだ。

ちょっと難しい箇所が数か所あるが、初めてのスキーでも十分滑って降りて来れるレベル。

爽快感はなかなかのモノ。

スキー、スノーボ―ドが好きになる事間違いなし。

ただし、草津はもともと降雪量の多い所ではないので、晴天が続くとカリカリのアイスバーンがあちこちに出現する。

注意が必要だ。

草津温泉スキー場のまとめ

草津温泉スキー場の評価

スキー場案内でよく初級、中級、上級のパーセンテージが表示されるが、隼人さん的には現在の草津温泉スキー場は、

初級80% 中級15% 上級5%と言ったところだ。

上級者が果敢に攻める所は全く無くなってしまった。

中級者でも満足できるのは、青葉山ゲレンデしかない。

だからこのスキー場は純粋にスキーを楽しみに行くところではない。

家族やグループで、温泉旅行との合わせ技が光るスキー場なのだ。

それなりに滑れる人は、初心者の指導に専念してほしい!

それはそれで楽しめる所が草津温泉スキー場の不思議な魅力なんだね。

反面、スノボ初心者の座り込みが半端なく多い。

そういった意味ではとっても危険なスキー場である事も頭の隅に入れておこう。

その他設備面では、充実したスキー場といえるだろう。

ゲレ食は天狗山メインレストランで!

天狗山メインレストランでゲレ食も満喫できる。

とっても広くて、これぞゲレンデレストランと言った感じ。

ちょっと混むのが難点だが。

メニューも目新しいものは無くオーソドックスだが、まあまあ豊富。

 

隼人さんはどこでも何となくオムハヤシ系を頼んじゃうんだよネ。

 

 

その他、レンタルショップも充実しているが、初心者が多いため大変混雑する。

事前ネット予約は必須だ。

新登場の草津温泉バンジップテング

草津温泉スキー場への再生、またグリーンシーズンの目玉として開設されたのが、草津温泉バンジップテングだ。

スキー場の上を冬季でも営業している所が凄い!

全長500m、高低差108m、最高速度70kmに達する、日本一の急勾配の22度だって。

この爽快(極寒)絶叫アトラクション、大人2,000円小学生1,200円。

挑戦者求む!

アクセスおよび駐車場

渋川伊香保インターより一般国道を1時間半ほど走らなくてはいけないのが難点。

しかしトップシーズンでも渋滞する事は無いので、そう苦にはならない。

雪も草津に入る直前まで無いので、ドライブを楽しんでほしい。

駐車場はレストハウスの真裏に有って超便利。平日は無料である。

宿泊先は?それこそお好み次第で!

草津温泉スキー場から歩いて行けるホテルが無いのはちょっと不思議だ。

なので草津温泉独特のスタイルがある。

ほとんどの人が朝スキー場へ直行せずに、まず今夜宿泊するホテルへ向かう。

たいがいのホテルが朝8時頃から車を預かってくれる。

また更衣室や休憩所を提供してくれる所がほとんどだ。

ここで支度を済ませて、ホテルのマイクロバスでスキー場へ連れて行ってもらう。

まあこのスタイルは全国的にどこでもあるけれど、その規模がケタ違いなんだ。

各大型ホテルからのピストン輸送だ。(笑)

それではおススメのホテルを紹介しよう。

草津ナウリゾートホテル草津温泉ホテルヴィレッジをおススメしたい。

この2つのホテルは下記のページで宿泊記を書いているので良かったら参考にしてほしい。

2020年草津ナウリゾートホテル最新版宿泊レビューは下記より!

いかがでしたでしょうか?

草津温泉スキー場で楽しんだあとは、日本一の名湯で疲れを癒して頂きたい。

スキーの後の極上温泉!これ以上の幸せはそんなに多くないでしょ。

 

最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。

お疲れさまでした!