初心者のスキー板の選び方!収納も考えておこう!
スキーを始めて段々滑れるようになってくると、どうしても欲しくなるのが「マイスキー板とマイブーツ」ですよね。
今回はいよいよレンタルスキーを卒業して、マイスキー板を購入しようと言う方を対象としたお話です。
先にスキーブーツについては下記ページで紹介しているので参考にして下さい。
自分の楽しみ方に合うスキー板のジャンルの選択
一般のレジャースキーヤーは整備されたゲレンデで楽しんだり、技術の向上に励んだりするのが通常ですね。
ですからまずは、オールラウンドスキーからの選択が鉄板でしょう。
そして技術が向上してくると、新な世界に挑戦してみたくなるものです。
この辺からスキー板のジャンルも細分化されていきます。
(1)オールラウンドスキー
一般のレンタル品はもちろん、ゲレンデでほとんどのスキーヤーが愛用しているカテゴリーです。
特に関東圏内ではその割合が高いかな。
圧雪されたゲレンデを楽しむためのモデルです。
ターンの切り替えが容易で、安定した滑走感が持ち味です。
センター幅はおおむね70mm~90mmほど。
(2)オールマウンテンスキー
技術が向上してくると、コース脇の圧雪されていない所や、最近人気のある非圧雪コースなんかが気になってくる。(笑)
さらに関東圏ではほとんど見かけないが、長野県や東北地方や北海道などでは、コース外滑走を黙認しているスキー場もある。
こんなパウダースノーや悪雪(オフピステ)を楽しむために、スキー板が沈まない様に浮力を持たせているのがオールマウンテンスキーだ。
もちろんゲレンデ内でも楽しむ事は可能だが、オールラウンドスキーに比べて、大きく柔らかいためまったりとした乗り味になる。
またオールラウンドスキーとファットスキーは同意語と言っていいだろう。
白馬系やニセコにジャパウを求めてやってくる外人さん達はほとんど長くて太い板を履いている。(笑)
センター幅はその人の趣向によって90mm以上といったところでしょう。
(3)フリーライドスキー
飛んだり、跳ねたり、クルクル回ったりと、とんでもない事をする人たちが履くスキー。(笑)
特徴として、トップだけでなくテールも反り上がった形状をしている。
まあ初心者レベルからこの手の板を買う人はいないだろう・・・。
(4)レーシングスキー
厳密な意味で言うレーシングスキーとはタイムを競う競技用だ。
同類として、基礎スキーやデモスキーも入れちゃいましょう。
スキー板っていろんな言い回しがあって難しいよね。
(カービングスキーという言い方については今更説明しませんからね。)
このあたりのスキーをゲレンデで履いている人は、「上手な人、やる気がある人」と言っていいでしょう!
タイムや技術の向上を目指すスキーヤーの扱う板です。
自分に合ったスキー板の要素
上記で大まかな4つのカテゴリーを紹介しましたが、初心者が始めの1本として選ぶのは「オールラウンドスキー」一択で良いでしょう。
それでは自分にあったスキー板を選ぶために、スキー板の要素を分類し、それぞれ考えて行きましょう!
自分の技量と販売上の区分(初級・中級・上級)
販売されているスキー板はおおむね初級・中級・上級に分類されていると思います。
なにが違うかと言えば、滑走速度の違いによる扱いやすさ。
初級用は低速でも容易に曲がれるようにねじれ剛性が低く設定されています。
反対の上級者用は高速の直進性はもとより、ターンでも強烈に掛かるチカラに負けない様な剛性が求められています。
初級者が上級者用の板で滑ると、とっても曲がり辛く感じるはずです。
また上級者が柔らかい板ですべると板が頼りなく怖い思いをするでしょう。
自分の滑り方や速度を考えて選んでいくのが基本ですが、まだ若くやる気のある人は「自分の伸びしろ」もプラスして少し上のレベルを選んでください。
反対に隼人さんの様に年齢による脚力の低下を考慮しなければいけないケースもあります。(苦笑)
自分の身長・体重を考慮する
現在のカービングスキー板では、「自分の身長よりマイナス5cm~10cm」とか「自分の目の高さ」が一般的と言われていますね。
そして重要なのは、この基準に自分の体重を加味する事です。
同じ板、同じ身長と条件は一緒でも、A君は60㎏・B君は80㎏では、全く乗り味が違ってしまいますから!
当然体重が平均より重めの方向であれば、堅め、長めを考え、軽めであるならば柔らかめ、短めですね。
好きなメーカー・モデルから選ぶ
上記のような要素を考慮しながら、いよいよスキー板を選んで行きましょう!
まだスキー板選びに考えなければいけないトップ幅・センター幅・テール幅の3サイズや、それに関係したサイドカーブ・ラディウスなんかがあるんだけど、これは逆に気に入ったスキー板に任せるぐらいで良いと思います。
あんまり細かい事を考えると、決まるものも決まらなくなってしまうから。(笑)
さて、あなたは好きなメーカーさんはありますか?
スキー板メーカーさんって、ほんとに沢山あって迷ってしまいますよね。
しかもオガサカ以外は全て海外メーカーです。
こんなに国産のシェアの低いカテゴリーは滅多に無いと思いますよ!
サロモン・ヘッド・ロシニョール・アトミック・K2・フィッシャー等々!
最後に大切なのは結局のところ、自分の好きなメーカー、好きなモデル、好きなデザインから決めちゃうところでしょうか!
もちろんご予算との相談になりますけどね。(笑)
愛着をもって大切に出来るスキー板を選ぶのも大事だと思いますよ!
さて、念願のスキー板をゲットしたのはいいけれど・・・次の問題が発生します。
【スキー板】どうやって運ぶ?どう保管する?
スキー板はスキー場までどうやって運ぶ?
レンタルスキーでは現地で調達出来るので、自宅から運ぶ手間はありませんね。
しかしマイスキーを持つと、毎回自宅から運んで行かなくてはいけません。
ほとんどの方はマイカーでスキー場に向かうでしょうから、車に積んで行かなくてはいけませんね。
車内に積めれば良いのですが、厳しい場合はルーフボックスがベストです。
スキー板の収納方法
「スキー板、買ったはいいけどドコにしまおうか・・・」
これ、切実は悩みなんですね。
物置にしまい込んでしまうのはもったいない!
どうせなら飾っちゃいましょう!
もっとも省スペースで簡単なのはラックの制作です。
ちなみに隼人さん製作のスキーラックはこちら!
安い1×4・2×4材で作っているので、白い水性塗料をコテコテに塗って仕上げてありますよ。
最大4セット収納可能!釣り竿も置けます。(笑)
如何でしたでしょうか!
始めてのスキー板選びのヒントになったのであれば幸いです。
今回はこれにて終了。
今シーズンもご安全に!
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