トヨタディスプレイオーディオの不満および問題点を指摘する(後編)

C-HRディスプレイオーディオ

トヨタディスプレイオーディオの標準装備の問題点を今一度まとめる

今回の騒動の問題点の核心は、トヨタがディスプレイオーディオを問答無用で売りつけていることにある。

トヨタがディスプレイオーディオを推進するのは勝手だが、オーディオレス設定(レスオプション)を無くしてしまったのは酷過ぎる・・・。

余談であるが、昨秋我が家の4男君がハイラックスを新車で購入した。

ハイラックスにはディスプレイオーディオ設定はなかったが、オーディオレス設定(レスオプション)も無し。

必然的に7インチワイドのトヨタ純正ナビを強制的に買わされたわけ・・・。

約150,000円だった。カロッツェリアのサイバーナビが買える値段だよ。

トヨタDA、またナビにしても、価格に見合った性能を提供してくれていれば、誰も文句は言わない。

今回のDAももう少し良いモノを搭載してくれていればよかったんだけどね・・・。

前回はトヨタDAの画質について触れたので、今回はその音質について触れてみたいと思う。

トヨタディスプレイオーディオの音質は?

カーオーディオにおいて、隼人さんがトヨタに最初に不信感を抱いたのは現行プリウスが誕生した時だ。

この時も衝撃が走ったね。

この流れは今も続いている。

なんと「フロントドアウーファー(スピーカー)を交換してはいけませんよ!」というお触れが出た・・・。

理由は「近くにエアバックの圧力センサーがあるため、スピーカーを交換すると不具合が出る可能性がある。」と言うもの。

トヨタの純正スピーカーって見たことある?

「これワンコイン(500円)もしないでしょ!」ってくらい貧相なモノなんだよね。

こんなもので、「よくこれだけの音が出せるね!」って逆の意味で感心させられる。

また、歴代トヨタ各車で高額なオプション設定の音響システムが存在したが、価格に見合ったモノは存在しなかった。

そして今回のディスプレイオーディオの強制標準装備でしょ。

もう考えられる事は2つしか無い。

(1)トヨタの音響設計者の耳がおかしい。

(2)トヨタが購入者の耳をなめている。

答えは当然で(2)でありますな。

自社の利益の追求のためには、必要以上の音質など切り捨てて当然といったところでしょう!

昔からさあ、トヨタは自社の利益を守る為に必死過ぎるんだよね・・・。

厳しい時は下請けなんか平気で切り捨てるしさ・・・。

もっと絶対王者の風格を見せて、業界全体を引っ張ってもらいたいモノだけどね。

今回のディスプレイオーディオ強制標準装備はまさにその逆の舵取りだよね・・・。

トヨタDA(純正ナビ)と社外ナビとの音質の比較

この項目はカーオーディオにおける音質の向上を目的とした手段であるので、興味にある方は是非一読願いたい。

またこのブログでもカーオーディオについてあれこれ書いているカテゴリーがあるので、参考になれば幸いである。

 

カーオーディオにおいて音像を形成する上で、最も重要なのはタイムアライメントであります。

ドライバーズシートのリスニングポジションに各スピーカーから音が同時に到達するように時間差調整をするわけだけど、純正のナビやDAにはこのシステムが搭載されていない。(最後の純正ナビ高級機には例外はあったが・・・)

これは補うことが出来ない致命的な欠点だ。

またシステムアップをして行く上で重要なRCA出力端子も装備していない。

サブウーファーやパワーアンプを増設する事は不可能ではないが、スピーカーアナログ出力を増幅する好ましくない方法しかないのであります。

まして純正アンプは定格出力が1chあたり約7Wと社外ナビの標準の3分の1程度の貧相なパワーしか持ち合わせていないのである。

高品位な音響メーカーのスピーカーにトレードしても全く鳴らし切ることが不可能なんだね。

トヨタDAの音質向上はどうすれば良いのか?

上記の不満をトヨタなりに解決しているのが、オプション設定のダブルツイーターシステムプラスだ。

そう、あの奇抜なデザインのツイーターだね。

ツイーターが担当する高音域の指向性の強さを利用して、左右席それぞれに向けた専用のツイーターで2軸タイムアライメントを実現している。

全くもって理に適っていて好感がもてるが、あのデザインと価格が93,500円では興味が沸かないね。

それ以外の方法はやはりカロッツェリアのデジタルプロセッシングユニットDEQ-1000Aを使うしかないか・・・。

しかしこのユニットもスマホで調整するんだよね・・・。

(DEQ-1000Aについては下記のページで紹介しています!)

しかしね、上記の不満なんか初めからサイバーナビや彩速タイプMを付ければすべて問題無いんだけどね・・・。

結局、結論がこうなってしまうから、オーディオレス設定が欲しかったんだよね・・・。

物理的にトヨタディスプレイオーディオを外すとどうなるか?

新型カローラにしても、マイチェンC-HRにしても、DA自体は簡単に外す事が出来る。

ハーネスコネクターは従来のモノと全く異なっている。

不具合はDCM通信機と連動しているので、T-Connect関係が使えなくなる。

逆を言えば、T-Connectを使わなければ何の問題もない。

トヨタDAを社外ナビに交換する可能性

かなりのレベルのカーオーディオを構築する時は、電源系やスピーカーの配線は全て引き直すので、技術的には全く問題はない。

最大の難関はナビゲーションをマウントするスペースだ。

新型カローラの場合はもはや絶望的。

インパネを大幅にカットするしか方法はないだろうね。

今後発表されていく新型車も、トヨタは決してこのスペースを作ってはくれないだろう・・・。

プラス33,000円でTV+Apple CarPlay+Android Auto

<追記>

※2020年6月より、この33,000円のオプションは標準装備(無料)になりました!

 

ここからやっと前回の続きになります!(笑)

ここでの関心事は走行中のTV視聴を可能にする事ですね。

すでにK’s systemというメーカーからキャンセラーが発売されています。

品番TV-090 価格は税込み9,880円!

うわー!高いね!

原理的にはパーキング信号線を加工するだけなんだけど、手軽にカプラーオンで解決するためには、このような商品を追加するしかないね。

従来通りのナビゲーションを追加する

T-Connectナビキットが110,000円。

T-Connectが付かないエントリーナビキットが66,000円。

これも高く感じるな~。

私的まとめ:ディスプレイオーディオの未来

トヨタに限らず今後は各メーカー共、、ディスプレイオーディオ化の流れは加速して行くのでしょう。

5G時代に入れば、データ通信量は飛躍的に増大し、ますます正確に便利になっていくのでしょうね。

おそらく煩わしい操作など必要なくなり、普通に会話するように、音声操作で完結できるはずです。

こんなSFの世界の様なドライビングはそんなに遠くは無い未来でしょう。

しかし、速度抑制や自動運転化など、車がつまらない方向へ向かい始めたのも事実です。

ちょうど今、オーディオユニットもナビを捨て、スマホありきのDA化が始まったばかりです。

だからこそ、現時点のトヨタDAには不満が爆発するのでしょうね。

隼人さんが心配しているのは、3年後、5年後の現在のDA搭載車の評価です。

あまり芳しくない評価によって、査定などに響かなければよいのですが・・・。

 

今回はこれにて終了。

お疲れさまでした!