新型タントカスタムに社外ナビ彩速MDV-S706Wの取付行程を超解説【取付編】
前回の記事で配線等の下準備が完了しました。
今回この記事では、彩速ナビMDV-S706Wを実装していく過程を、誰でも迷わず出来る様に説明して行きます!
実際に「上手く出来ました~!」との声も頂いていますので、皆さんも頑張ってみて下さい!
新型タントカスタムに社外ナビ装着が簡単な理由
タントカスタムに社外ナビゲーションを取る付けのは実に簡単です。
その理由として、以下3つの特徴を先に挙げておきます。
(1)外すパネルが2つで簡単に外せる
どんな車でもDIYでナビを取付ようとした場合、難易度が高いのがインストルメントパネルの脱着でしょう。
しかし新型タントカスタムの場合、以下の画像の2つのパネルを脱着するだけで作業が完結しますよ!
(2)ダイハツ純正のTVアンテナ・GPSアンテナがそのまま使える
こいつは超ラッキー!
(準備編)で書きましたが、新車契約時に純正ナビ装着用アップグレードパックをオプション装備しておくと、ダイハツ純正ナビゲーション用のTVアンテナとGPSアンテナがセッティングされて配線がナビ取り付け位置まで準備されています。
このナビ側コネクターが、なんと彩速ナビシリーズは、同一なんですね!
ただカチッとはめ込むだけで完結してしまいますよ!
(3)ダイハツ純正バックカメラ・ステアリングスイッチがカプラーオン!
(準備編)で用意した配線キットによって、純正ナビ装着用アップグレードパックに含まれているバックカメラとステアリングスイッチが、カプラーをはめ込むだけの作業になりますよ!
新型タントカスタムに彩速ナビを取り付ける行程
(1)インパネの取外し、および養生
ナビゲーションの外枠になる黒い化粧パネルを正面に引き抜きます。
オレンジ色のクリップではめ込まれているだけなので、力加減をして外しましょう!
工具は不要ですよ。
次にナビの上側を覆うグレーのカバーパネルを外します。
クリップは上下方向のはめ込みに統一されているので、下からげんこつで叩き上げれば外れます。
力加減に注意。勢い良すぎると上に結構飛びますからね。(笑)
パネルの脱着は、たったこれだけ!超楽勝!
さて、いよいよナビを取付行程に入るので、周囲を養生テープなどでマスキングしておきましょうね。
(2)配線接続の手順
上の画像が車両側の必要ハーネスコネクターのすべてです。
インパネ奥に結束されていたりするので、引っ張り出しておきます。
左のグレーの四角いコネクターがGPSです。
真ん中の黒く四角いコネクター3つがTVアンテナです。ナビ側には4か所の差し込み口がありますが、1つ空きで問題ありません。どこに差しても構いません。
下の黒いプラグはラジオアンテナ。
白いハーネスコネクターはそれぞれ、10Pin・6Pin・24Pinです。
(3)接続前の最終確認
(準備編)で紹介した、ケンウッドKNA-200WTとストリートAH-62の関連付けは出来ていますか?
この配線キットはナビに装着せずに、先に車両側に接続しますからね。
ナビ本体左右に別途注文しておいたマウントBKTを取り付けましょう。
エンジンおよび通電が完全にOFFになっている事を確認します。
本来はバッテリーのマイナス端子を外す事を推奨しますが、この程度の作業の場合は、黄色い常時電源は10Pinコネクターでの接続・断絶のみなので、それを理解し注意すれば、マイナス端子を外す必要はないでしょう。
(4)配線キットと車両側コネクターの接続
いよいよ取り付け本番です。
始めにKNA-200WTの10Pinコネクターと6Pinコネクターを車両側コネクターにはめ込みます。
さらにAH-62の24Pinコネクターを接続します。
別途ETCを取付する場合や、ACC電源またはイルミ電源が欲しい場合はこの段階で作業しておきましょう!
(5)彩速ナビMDV-S706Wの取り付け
さてここでナビ本体の登場です。
ATシフトノブの上にナビ本体を載せると作業しやすいので、分厚いタオルなどを敷いて養生し、ナビ本体を安定させます。
ナビ裏に必要コネクターをすべて差し込んで行きます。
1つの例外はナビ裏のアース位置にアースをプラスドライバーで固定するだけです。
(アースはこれで問題ありませんでした。不安な方は別途アーシングして下さいネ!)
作業の順番はKNA-200WTの黒いメインコネクターを最後に接続するのがセオリーです。
(6)彩速ナビMDV-S706Wの動作確認
接続がすべて終了したならば、ナビ本体に電源を入れ、動作確認をしましょう。
自分で取り付けたナビが正常に動くことに感動してください!(笑)
問題なければ配線に無理が出ない様に慎重にナビを押し込み。ビス4本で固定します。
(7)外したパネルを元に戻す
作業前に外した2点のパネルを元にもどして終了です!
正確に取り付け出来ていれば全てがピッタリと収まります。
もしズレていたなら何かがおかしいですよ(笑)
彩速ナビMDV-S706W取り付けのまとめ
新型タントカスタムに彩速ナビMDV-S706Wの取り付けを(前編)(後編)に渡って紹介しましたが、如何でしたか?
取付は適切なサイズのプラスドライバーのみの使用と超簡単です。
純正ナビとは比較にならないほどの高性能で高音質のナビゲーションを格安で楽しんで下さい!
そしてやり遂げた自分に「乾杯!」です。(笑)
最後までご覧頂きありがとうございます。
お疲れ様でした!
ディスカッション
コメント一覧
窓ガラス上部に設置されているアンテナ線とフィルムアンテナの貼り付けは、単純にアンテナ線側の粘着剤保護シールをはがしてフィルムアンテナに張り付ければよいのでしょうか?それともフィルムアンテナ側で何か作業があるのでしょうか?
お疲れ様です。ご質問ありがとうございます。
ご質問に単純にお答えするならば、規定の位置に張り付けるだけでOKです。
しかしもっと奥が有りそうな質問と深読みしてしまいます。
まず、ダイハツ純正ナビアップグレードパックをオプションしているのであれば、
アンテナ本体とフィルムプリントアンテナは既に接着されているはずです。
質問者様はアンテナ本体はケンウッド純正を使用しようとお考えなのでしょうか?
もう少し現状をお聞かせ下されば、詳しく回答出来ると思います。
よろしくお願い致します。
何も奥は有りません。(^^)
純正ナビ装着用アップグレードパックをオプションで注文しました。
フロントウィンドウにはプリントアンテナは左右2か所貼り付けられていました。しかし、納車された時アンテナ本体は未貼り付け(プリントアンテナ位置に天井からぶら下がっていた)の状態でした。単純にはりつけようと考えましたが、プリントアンテナの貼り付け箇所が透明膜?シール?で保護(絶縁)されているように感じましたので、質問させていただいた次第です。ちなみに、取付ナビ(mdv-s707w)が未入荷なのでまだ取付・貼り付け作業は行っていません。
なるほど~!謎はすべて解けました!
記載の状況も予想しましたが、選択肢からは外していました。
それには理由があって、当方のタントカスタムではすでに接続された状態で納車されてきましたもので・・・。
単純にお答えするならば、記載の通り保護膜は剥がすのが正解と思われます。
まあ、実車を見ていないので確証は得られませんが・・・。
さらにアドバイスするならば、購入されたディーラーに作業させるのがベストと思われます。
ディーラーが納車する際、どちらの状態が正しいかは推測の域は出ませんが、
代金を払ってオプションを購入している以上、途中の接続がされていない状態は正しくないと思います。
また、アンテナラインは3本あるので残りの一本も接続が気になります。
いずれにしても難しい作業では無いので、ディーラーでお茶を一杯頂いているうちにやってもらえると思いますよ!
そうですね、言われるようにディーラーで張り付けてもらうことにします。
ナビを取付するのが楽しみです。
ご意見ありがとうございます。
昨日、取付完了しました。
ハンドルスイッチもバックカメラも正常に作動しています。
テレビも運転中でも見られます。
なんとなく達成感を味わっています。
本記事が本当に役に立ちました。
ありがとうございます。
取付完了、おめでとうございます!
この様なコメントを頂き、隼人さんも記事を書いた甲斐があったと言うモノです。
こちらこそありがとうございました!
隼人さん、はじめまして!
こちらのブログを参考に頑張って、無事に取付けできました!1番新しい彩速ナビmdv-s707wでも、変換コード等全て同様にしたら大丈夫でした(^^)
なぜか、テレビだけでなく、ナビも走行中に操作できますΣ(゚д゚;)
無事に取付けできたのは、隼人さんのおかげです!ありがとうございました☆
取付完了おめでとうございます!
ブログを参考にしたとは言え、自分で取り付けてしまうのは
やっぱり大したモノです。
これからも自信を持って、色々な作業にチャレンジしてみて下さい!
嬉しいコメント、ありがとうございました!
はじめまして。タントカスタムのナビ取り付けで検索して辿り着きました。
車、ナビ、購入する配線を全く同じ状況にして作業を開始しようと思っているのですが、今回の配線のやり方だと「ステアリング連動ガイド線表示」は作動しますでしょうか?
お手すきの時にご教示いただければ幸いです。何卒よろしくお願いいたします。
かばん様
ご質問ありがとうございます。「ステアリング連動ガイド線表示」も問題なく表示されます。
記事通りに作業頂ければ、間違いなく成功しますので、チャレンジしてみて下さい!
すべて上手く行きましたら、またコメント戴ければ嬉しいです。
グッドラック!
お忙しいところお返事いただきありがとうございます!時間の取れるタイミングでやってみたいと思います!
ご丁寧な対応ありがとうございました。
先日質問させていただいた者です。
本日納車され、早速チャレンジしてみたのですが、初歩の初歩でつまづいてしまいました。
>KNA-200WTとCA-37のお互いのACC12Vのギボシ端子をはめ込もう。
赤色のACC(アクセサリー)線同志をつなぎ合わせておきます。
準備編のこの段階で、KNA-200WTのACC12Vのギボシ端子(メス)の先端に、エリンギのような形をした白いプラキャップがはめ込まれているのですが(絶縁用のカバーではなく、メス端子の中にはめ込まれています)、これが硬すぎて外れず、CA-37のギボシ端子(オス)を接続することができません…
Google検索してみましたが、絶縁カバーのことはいくらでも見つかるのですが、メス端子の中のキャップについては対処法が見つけられませんでした。
このキャップを外すのに何か特別な工具が必要なのでしょうか…?もしくはラジオペンチ等で抜く際のコツなどありましたらご教示いただければと思います。
連投すみません!
無理やり爪で引っこ抜いたらなんとかなりました!
早速続きに取り掛かりたいと思います。ありがとうございます!
かばん様
連投でしたので、Wordpressの新規コメント欄に表示されず、気付きませんでした・・・。
ごめんなさい・・・。
ずいぶん日にちが過ぎてしまいましたが、無事取付出来たでしょうか・・・?