台風15号被害で学んだ生活維持の最強アイテムは発電機&ハイブリット車だった!

台風15号による甚大な被害が出て、1週間がたちました。

千葉県東部、南部では未だ復旧途上であり、1日でも早い復旧を望むばかりであります。

今回は千葉県民としていろいろ言いたい事があるので、書かせてもらいます。

政府、千葉県、東電、マスコミの対応が鈍すぎ!!!

9月9日台風通過の当日、千葉県内は大規模停電に見舞われる。

当然、情報がとれるのは携帯ラジオからのみである。

スマホも当初は使えたが、通信の集中増加で不安定、翌日には停電による基地局の電力ロストでバックアップバッテリーが切れると使えなくなってしまった。

当日のラジオは主に内閣改造の話題ばかり。千葉県民は非常に違和感を覚えた・・・。

被害の対する情報が全くないのだ。

原因は都内などは、台風が近くを通過するも大した被害はでなかった。台風進路東側の猛威を想像できなかったのであろう。

地理的にも、ちょうど被害がでたのは半島部分である。完全に隔離された格好となった。

そしてマスコミもマスコミだ。

ちょっと大きな地震があるとすぐヘリを飛ばすのに、今回はそれが無かった。

それから、森田県知事も全然迫力がない。

初期対応の甘さを認めるなら、いないのと同じ。

東電に怒りを覚えるのは、復旧の見通しの発表のいい加減さ!

実際あの台風の凄さを体験すれば、送電線がひとたまりもない事は容易に想像できる。

それは人知を超えた天災なのだから、仕方がない。

しかし当初は、「明日中の全面復旧を目指す」とか「明日以降になる見込み」とか「昨夜は雷雨になったのでロスした」とか嘘八百を連発していた。

現場を掌握していない証拠だ。

そして相変わらずの隠蔽体質にはうんざりする。

実際現場は不眠不休で頑張っているんだから、堂々と当面の復旧の難しさを訴え、出来る限りでいいからその地区の復旧の見通しなどを早い段階から発表してほしかったね。

先が見えないのは、ほんとにツライ・・・。

電化製品が使えない状況の恐ろしさ

、今回は電気の来ない生活の不自由さを身をもって体験させられた。

東日本大震災の時よりより不便な生活となった。

とにかく暑かった。最高気温36度で冷房無しを2日食らえば気力も萎える。

冷蔵庫の氷も2日目には溶けてしまった。この時点で冷凍食品もすべて終わった・・・。

冷たい飲み物も周りに存在しなくなった!

 

そんな超過酷な現実のなか、とっても役に立ち救われたアイテムがこれだ!

発電機、ハイブリット車、ガソリンがあれば何とかなる。

仕事柄、隼人さんは現場用の発電機を持っていた。

これで給湯器に給電して熱いお風呂に入る事ができた。

また洗濯機も回せて、洗濯もできた。

それと、井戸のポンプも回せるので、断水の時の威力は絶大だ。

ガソリンも携行缶1本くらいストックしておくと、どれほど心強いことか・・・。

今回もほとんどのガソリンスタンドは停電で営業出来なくなり、たまたま停電を免れたスタンドは長蛇の列ができて、あっという間に品切れ閉店となったよ。

昨日知人と話したが、その人は発電機を3台持っていて、2台をいまだ復旧していない隣町の友人に貸しているそう。

それがその部落内で評判になり、「うちにも貸してほしい!」と依頼が殺到。

知人は使い回しを快く了承。その発電機は部落内を巡っているそうだ!

この発電機と同様の効果がハイブリット車でも実現できる。

ただし、新車注文時に非常時給電システム アクセサリーコンセントをオプションで装備しておかなくてはならない。

これが、プリウスやC-HRで税込み43,200円とちょっとお高い。

しかしこんな非常時には100V1500Wの出力はかなり実用的で魅力!

そこで・・・・・・

日本政府に提案!家庭用発電機とハイブリット車の非常時電源に補助金を出しなさい!

家庭用発電機について

まず、隼人さんの持っている発電機では、モーターなどは回せるが、テレビなどの精密機器はつなげられない。

発電した電気の波形が荒いので、精密機器は壊してしまう恐れがあるのだ。

それを解決しているのが、インバーター制御の発電機だ。

より正確な正弦波を再現出来ている。

当然コストはかかるのだが、国策として大量に生産するならば、オートバイ生産激減に悩む国内バイクメーカーがなんとかしてくれるでしょう!

ハイブリット車の非常時給電システムについて。

最近のハイブリット車の普及率はかなりのものだし、これには日産のeパワー車なども含まれる。

要は大型の走行用バッテリーを積んでいる車。

残念ながら完全なEV車の汎用性は低すぎる。どこかで充電できなければ、使い物にならない。

メーカーさんには2,000wほどの出力をお願いしたい。正弦波で。

この装備を義務化する。もちろん補助金で対応。

 

このどちらか、もしくは両方の普及が進めば、今後発生するであろう災害時にどれだけのパワーを発揮するだろうか!

諸々の混乱が著しく低減されるハズだ。

 

通信キャリアさんももっと努力して!

現在の基地局は電源を喪失すると、昔ながらの重たいバッテリーでバックアップしている所がほとんどだ。

隼人さんは昔、基地局立ち上げの仕事をしていたのでよく知っている。

また3.11のあと、どれほどバッテリー交換をしたことか・・・。

しかし予備バッテリーでは運用時間が短すぎる。だいたいもっても1日半くらいだ。

せめて発電機を備えて最低は4~5日持つようにしてほしい。

今や携帯電話の存在意義は計り知れないものがあるのだから!

 

まとめ・・・

今回の災害で、電気の必要性を痛いほど実感させられました。

もし台風15号の進路が西に50キロずれていて都心を直撃していたならば、被害は百倍、いや千倍くらいになっていたでしょう。

それくらい過去の常識が当てはまらない猛烈な風でした。

昨今の気候のあらぶり方で、もっと強烈な台風が直撃するかもしれません。

また近い将来、大きな地震にも見舞われるでしょう・・・。

その時、どんな経過をたどるのでしょうか。

隼人さんは正直、「こりゃ、だめだな・・・。」と思います。

 

今回の災害対応への苦言と、その時すこしでも混乱を低減するための提案でした!

 

最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。

お疲れさまでした!