【千葉発】台風による停電が怖い!台風15号の教訓から早めの対策を!

また来ますか!台風19号の進路が怪しくなってきました。今のところ東海、関東地方が危なそうです。

台風15号の爪痕が未だ癒えない千葉県内。その時の記事にたくさんの方が訪れるので、今一度被害を振り返り、対策を提言したいと思います。

風速40メートルオーバーの恐怖

風の通り抜ける所では、車が90度回転します。背の高い車は横風だと簡単に倒れます。

瓦屋根とトタン屋根は注意が必要です。隼人さんも親戚の工務店の助っ人でずいぶん瓦屋根に上がってブルーシートを掛けました。

皆さんもテレビなどで、ご覧になったと思いますが、屋根に掛けられたブルーシートは、もう一度台風がくればひとたまりもありません。今現場では、足場屋さんと瓦屋さん(屋根屋さん)が圧倒的に不足しています。だから修理したくても出来ないんですネ。

ビニールハウスは風圧で押しつぶされます。隼人さんの近所では運よく風当たりが弱い所以外はほぼ全滅でした。

知り合いの花農家さんの立派なハウスもごらんの通り▼

台風の風により破損した鉄骨ビニールハウス

鉄骨を捻じ曲げる破壊力。

そしてご存じの通り、倒木、倒木、倒木です。

大規模停電による負の連鎖が怖い

千葉県内では鉄塔の倒壊、電柱の損壊、倒木などにより大規模な停電が発生しました。

これは千葉県だからこの結果になったのでは無く、風速40メートル以上に晒されれば、どこの地域でも同じような結果となる事を再認識して頂きたい。

台風15号並みの風速は過去50年以上、関東はほとんど経験した事が無いのですから。

それ故にどこも風に対して脆弱なんですな。

それでは大規模停電をおこした場合、社会はどの様に混乱するのでしょうか。

スーパーやコンビニはどうなるの?ガソリンスタンドは?

システム上、電気が来ないと当然営業出来ない。辛うじて停電を免れ営業出来ても、すぐ食べられるお弁当やおにぎり、パンなどは速攻で売り切れる。真水も争奪戦だ。

ガソリンスタンドも基本営業出来ない。辛うじて営業できてもみんなそこに集中して長蛇の列。給油量制限ならまだいいが、実際すぐ売り切れて閉店する。

道路の信号機も動かない

幹線道路の信号機が動かないとどう言った状況になるのか?

これは言葉に出来ない惨状となる。とにかく道が進めない車で埋め尽くされる。

ちょっと距離のある移動は車では不可能になりますよ。

都内でこの現象が起こるとどうなってしまうのか?想像すると恐ろしくなる。

またこのような状況に置かれた場合、バイクや自転車の機動力は半端ない!

もしどうしても行かなくてはならない用事があるときは、初めからバイクや自転車で出かけよう。

車で渋滞にハマると、目的地に着けないばかりか、帰ってこれなくなる。

携帯電話が繋がらなくなる

停電の翌日には中継塔(中継局)の予備電源が切れて通話が不可能になる。

停電復旧まで、まず回復しない。

断水がはじまる

各給水設備場の予備動力が切れると、そこから順次断水が始まる。

停電の次に困るのが断水だ。トイレの水が流せなくなるのが面倒だ。

当然お風呂にも入れなくなる。

 

以上のような順番で、とても不便な生活を余儀なくされる。復旧が始まっても欲しい商品は品薄が続き、コインランドリーは深夜でも混雑する状況が続く。

また各復旧作業や水の確保に労力を使い、さらに準備の悪い人はスマホの充電をしに行ったり、ガソリンを給油するのに、遠くまで行き列に並んだりと大変無駄な時間を消費することになる。

台風19号襲来までに取っておきたい対策、準備

残念ながら台風19号はコースによっては多大な被害をもたらす事が予想出来る。台風15号もそうだったが、このように太平洋から直接ぶつかってくるやつがヤバい。

台風進路予想図

出典:tenki.JP

隼人さんのうちもキレの良いシュートでど真ん中コースだ・・・。

今回特に声を大にして言いたいのは、長期戦への備えだ。

もし先の15号並みの被害が都内で起こるような事があれば、10倍、100倍の災害が想定される。

それこそ物流は滅茶苦茶になる事は必至だ。だからこそ長期戦の備えをしてほしい。

スーパー、コンビニから食料が長期間消えるなんて現象が起こりうるかもしれない。

具体的な対策、絶対用意したいモノ、あれば心強いモノ

まず停電するとテレビ、パソコンが見れなくなる。やがてスマホも見れなくなる。

情報元はラジオしかない。携帯用の電池式ラジオは必須。15号の時も活躍した。

防災無線はダウンして使い物にならなかった。あるだけ税金の無駄使い。

携帯電話、スマホは車でも充電出来るようにしておこう。シガーライターに差し込むタイプならいくらもしない。

しかしあんまり安いのも信頼性がないのでやめた方が良い。

モバイルバッテリーもあると便利だ。スマホは通話出来なくても、何かと使い道がある。

携帯ラジオとモバイルバッテリー

自動車、バイクは絶対に満タン給油しておくべし。出来れば携行缶での予備ガソリンも欲しいところだ。

また最近反響が高いのが、家庭用の発電機だ。

停電が長期化した場合、これがあると無いでは全く別の暮らしになる。

下記のページで体験談を書いているので参考にしてほしい。

防災に関して意識の高い人は是非とも購入してほしい。

これから購入するのであれば、絶対にインバータ発電機にしてね。財布や保管場所と相談しながらも出来るだけ余裕の有るモノが理想だ。それだけ現代的な生活を送れるようになる。また、必ず野外作業用の延長コードも準備すること。

台風19号対策のまとめ

今回の台風対策に限ることなく、防災対策は今や必須でありますね。

ちょっと装備に不安がある・・・。と言う方はこの機会に是非万全の備えをおススメしたい。

そして「長期戦」をキーワードに考えてほしい。

今回の台風19号をなんとかやり過ごしても、そのあとの混乱がとても心配だ。

復旧が遅くなるのを想定に入れておかないと、大変な苦労をすることになるのは、明白だ。

くれぐれも車のガソリンは満タンに!食料、飲料水は最低3日持つように。

今回は取り越し苦労でも、いづれきっと役に立つ時がくる。今のご時世はそんな不安要素がいっぱいなのだから。

 

きっとどこかの地域で被害がでるんでしょうね・・・。

それがあなたの地域でなければよいのですが!

 

最後までご覧頂きありがとうございます。

お疲れさまでした!